この記事の目次

1. 人物写真の効果を実際に体感してみましょう
2. 人物写真を使う効果はなんでしょう？
   1. 理由①：最も目を引く写真は、顔写真である
   2. 理由②：ザイオンス効果(単純接触効果)を利用しやすい
   3. 人物写真を使うことのメリットまとめ
3. まとめ

企業のホームページを見ると、トップページか用意されているご挨拶ページで、その会社の代表が顔写真付きで読者に対するメッセージを載せています。当社も工事部のホームページを作成するにあたり、弊社代表の顔写真入りのご挨拶ページを作成しました。

ホームページを公開後、初めて会う方によく言われるのが、「社長怖そうですね」という一言です。これはつまり、当社のホームページがその方の印象に残ったということでしょう。「怖そうな社長がいる会社」という印象です。（良い意味で書いてますよ！）

もし、会社の外観を写した写真だけを載せていたら、ただの「会社」という印象しか残らないかもしれません。

何が言いたいかと言うと、写真には人の注意を引き、印象を残す効果があるということです。その効果を一番発揮できる写真が、人物写真なのです。

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ということで、この画像を見て下さい。

清々しい草原の画像ですね。

クリーンで環境に優しい工事を行っている事を伝えるための、イメージ画像としては問題は無いでしょう。ですが、イメージ画像以上の効果は無いという印象ですね。

なので、先ほどの画像に少し手を加えてみます。

いかがでしょうか？

印象がだいぶ変わったと思いませんか？

単なるイメージ画像から、安心感や親しみが生まれたと思います。
（ちなみに、当社代表取締役社長でございます。）

今ご覧頂いた時に感じた印象の差が、人物写真が与える効果というものです。

記事内のメリハリという意味では、イメージ写真だけでも良いとは思います。

しかし、写真の後に続く文章に興味が湧くかといわれると、人物写真の方が湧くのではないでしょうか？

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人物写真には、注意や興味を引き、それを持続させる力があります。

なぜかというと、人物写真を使う事で下記のような心理効果が働くからです。

①信頼感が生まれる

②安心感を与える

③親しみ易さを感じさせられる

④記憶に残りやすくなる

このような効果が生まれるには大きく2つの理由があります。

理由①：最も目を引く写真は、顔写真である

先ほど、風景写真と人物写真で受ける印象の違いを感じてもらいました。

今度は、どこに目が行くかを意識してもらいたいのですが・・・

先ほどと同じ画像です。たぶん大体の方が、文字を見て背景の画像を見てという目線の動きだと思います。

では、次は人物入りをもう一度見て下さい。

いかがでしょうか？

先ほどと違い、まず「顔」が目に入ったと思います。続いて、文字を読み背景を見るという流れではないでしょうか？

これは、人物写真だからということでは無く、人物の顔が写っているからです。

このブログでもよく使用しますが、手や顔半分だけ写っている写真も人物写真と言えば人物写真です。そのような写真の場合、最初に見て頂いた文字と風景だけの写真の様に、風景の一部として見てしまうと思います。

人物の顔が写っていると、写真から風景以上の情報を読み取ろうと脳が働き、人物の顔に注目するわけです。本能的に、人間の顔には感情や雰囲気などの情報が詰まっていることを知っているんですね。

つまり、人物写真は「興味」より強い「注意」を引く事ができるということです。

ホームページやブログを運営するに当たって、注意を引くことは重要なことなので、この効果を使わない手はありません。

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理由②：ザイオンス効果(単純接触効果)を利用しやすい

心理的な効果として、ザイオンス効果(単純接触効果)というものがあります。

これは、同じ人やモノを見たり聞いたりする回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つ様になるという効果です。

「モノ」と書いた通りで、人物写真では無くても効果は出ます。

自分の例で言うと、ホームページの制作の際に使用したい機能について調べることがあります。調べる機能は毎回違いますが、同じブログやホームページを何回か見かけると、そのブログやホームページには自分の欲しい情報があると感じ良い印象を持ちます。

それは、同じデザインを何回か見かけることで起きたザイオンス効果とも言えます。

このザイオンス効果を発揮するには、単純に回数が必要です。なので、１回に働く効果を上げられれば、早い段階で好印象を持ってもらえるかもしれません。

先ほどの自分の例を出すと、インターネットで情報を検索してヒットするページがいつも同じで、見る度に自分が必要としてる内容がしっかり載っているとします。すると、そのホームページやブログに乗っている情報の信憑性がグッと上がり、その後も信用して見るようになります。

これと同じ事が写真にも言えると思います。

人物写真は写真のなかでも注意を引きやすいという話はしましたが、風景写真など他の写真に比べ、強い印象を読者に対して与える事ができると言えます。強い印象を与えた上での接触回数により、読者に与えたい印象を早い段階で伝えることが出来るようになります。

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人物写真を使うことのメリットまとめ

以上の理由を踏まえると、人物写真を使うメリットは以下のようにまとめられます。

①読者の注意を引くことが出来る

②安心感・信頼感に繋がる

③同じ写真の接触回数が増えるので、写っている人物への親しみが生まれる

④ホームページや記事についての記憶が残りやすくなる

ホームページやブログを運営する場合、この４つのメリットは、集客や販売などを考えた場合必要なものです。ホームページやブログを運営する側は、集客や販売につなげるために様々な施策を考えるわけですが、その施策に人物写真を組み合わせる事で、目的を達成しやすくなるでしょう。

人物写真を使用することで、自然と注目を集める事ができます。

画像を記事内に入れることで文章は読みやすくなりますが、人物写真を使うことで文章に対する期待感を持たせる事も出来ます。これは、文章にはできない画像が持つ力なので、ホームページやブログの運営にうまく役立てたいものです。

この記事では、人物写真が与える効果にフォーカスしたので、次回は具体的な使用方法について書いてみたいと思います。

 
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