この記事の目次

  1. 基本的な対処方法
  2. 対処方法はこの通りだけど
  3. セキュリティプラグインを使ってログイン画面のURLを変更する
  4. ログインURLの変更で最低限のセキュリティ対策を

ワードプレスあるあるの一つだと自分は思ってますが、ログイン画面のURLが分からなくなって、ダッシュボードにアクセスできなくなった経験はないでしょうか?

導入時に初期設定を終わらせてそのままブラウザを閉じてしまったり。

導入後も普段使用していない端末からアクセスしようとしたものの、ログイン画面へのURLをど忘れしていたり。

色々な理由がありますが、ワードプレスのダッシュボードにアクセスできないと焦ります。

今回はそんな時の対処方法についてまとめておきます。

基本的な対処方法

ログイン画面が分からなくなった場合の対処方法は意外と簡単です。

それは、ワードプレスで作成したWEBサイトのURLの末尾に「/wp-admin」か「/wp-login.php」を付けることです。

ワードプレスで作成したWEBサイトのURLの末尾に「/wp-login.php」を付けたものが、ログイン画面への初期URLとなります。

「/wp-admin」はというと、ダッシュボードへのURLとなります。

ダッシュボードにアクセスすると、ログアウト状態だとログイン画面のURLにリダイレクトしてくれます。

それを使ってログイン画面にアクセスすることもできます。

hogehoge.tou-k.jpのようなサブドメインを使用している場合も、このサブドメインのURLの後ろに同じ内容を追記すれば、ログイン画面に移動することができます。

もしログインできない場合は、ワードプレスをインストールしたディレクトリを確認して下さい。

この方法でログイン画面にアクセスできるようになるのは、サーバー上のルートディレクトリにワードプレスをインストールしている場合です。

ダッシュボードの「設定>一般」で確認することができますが、今はログインできない前提なのでFTPソフトで確認すると良いです。

初期設定時に確認する内容ではあるので、メモを取っていればそれでも確認できますね。

ワードプレスURLの確認

ドメイン直下ではなく、サブディレクトリにインストールしていたとしても、基本的な対処方法は変わりません。

サブディレクトリにワードプレスをインストールした場合

ワードプレスをルート以外のディレクトリにインストールした場合は、上記の追記だけだと404エラーページが表示されてしまいます。

この場合でも追記すれば対応可能なのですが、「/wp-login.php」や「/wp-admin」の前に、ワードプレスをインストールしたサブディレクトリの名前を追記します。

「/サブディレクトリ名/wp-login.php」という感じです。

これでサブディレクトリにワードプレスをインストールした場合でも、ログイン画面に到達できます。

対処方法はこの通りだけど

ログイン画面へのURLを忘れてしまった場合の対処方法は以上です。

思ったより簡単な方法で、無事ワードプレスのダッシュボードに入れるようになります。

しかしこれでアクセスできるということは、サイトのURLが分かれば誰でもログイン画面へのURLを見つける事ができてしまうとも言えます。

ワードプレスは世界で一番使用されているCMSですし、このログイン画面へのアクセス方法は多くの人が知っています。

なので、ワードプレスを使用する上で初期状態のログイン画面へのURLのままにすることは、セキュリティリスクが高い状態とも言えます。

不正アクセスされてしまうと、コンテンツの書き換えはもちろん、意図していないサイトへのリンクを設置されてしまう可能性もあります。

そうすると、WEBサイトの運営にも支障が出ますし、見に来てくれるユーザーもWEBサイトへの信頼を失ってしまいます。

それを守る為に、初期状態のログイン画面のURLを変更しておくことをオススメします。

セキュリティプラグインを使ってログイン画面のURLを変更する

ログイン画面のURLの変更は、セキュリティプラグインを利用することで簡単にできます。

今回はおすすめのプラグインを2つご紹介します。

ログイン画面の変更は「WPS Hide Login」

ログイン画面へのURLを手軽に変えることができるのが、「WPS Hide Login」です。

プラグインをインストールして有効化すると、ダッシュボードの設定>一般に設定項目が追加されます。

WPS Hide Login 設定画面

「Login url」

ログイン画面のURLを任意のものに変更できます。

「Redirect url」

未ログインの状態で、「/wp-login.php」または「/wp-admin」に直接アクセスしたときに表示するページのURLを指定します。

基本的に「Login url」で指定したURL以外からは、ダッシュボードへのアクセスができなくなります。

設定ができたら、「変更を保存ボタン」を押して保存しましょう。

これでログイン画面へのURLは変更されています。設定完了です。

簡単な設定でログイン画面へのURLを変更でき、設定したURL以外からのアクセスに対するリダイレクト処理もしてくれるので、これで安心です。

ついでにセキュリティを強化するなら「SiteGuard WPPlugin」

ログイン画面のURLを変更するだけでなく、さらにセキュリティを強化したいという方には「SiteGuard WPPlugin」をオススメします。

日本語表記なので設定もしやすいプラグインです。

プラグインをインストールして有効化すると、ダッシュボードの左メニューにSite Guardという項目が追加されます。

開いてみると、現在の設定状況を確認できます。

有効化後

ログインに関するものを中心に、細かい設定を行う事ができます。

今回はログインページの変更なので、上から2個目の「ログインページ変更」をクリックします。

ログインページ変更画面

最初にプラグインをインストールした時点で、初期値の「login_<5桁の乱数>」に設定されログイン画面へのURLが変更されます。

初期値以外の文字列を入力すれば、ログイン画面へのURLを好きなものに変更できます。

オプションにチェックを入れると、「/wp-admin」でアクセスしても、ログイン画面へリダイレクトしないようになります。

設定したログイン画面のURLからのみにアクセスを絞りたい場合はチェックを入れます。ここはお好みで設定してください。

最後に「変更を保存」ボタンを押すと、設定が変更され、ログイン画面に戻されます。(要確認)

今後この画面がログインするためのURLとなるので、忘れないうちにブックマークをしておきましょう。

今回は詳しくは説明しませんが、他にも様々な対策を取ることができます。

・ログインに画像認証機能を設置する

・ログインエラー時に何を間違えたかを通知しないようにする

・複数回ログインに失敗した時にロックをかける

・ログインがあった場合にメールで通知を送る

・必ず一度はログインに失敗させる

などログイン時のセキュリティをかなり高める事ができます。

ログインURLの変更で最低限のセキュリティ対策を

ログイン画面へのURLが分からなくなってしまった場合の対処方法と、初期状態だと危険があるのでプラグインを使用して対策をしましょう、ということでした。

もちろん、ログイン画面以外にも攻撃される可能性はありますが、攻撃されやすいところへの対策をしておく方が良いです。

不正アクセスをされた管理者も大変ですが、その影響を受けてしまったユーザーはそのサイト自体に不信感を持ってしまいます。

なので、できる対策をしっかり行う事が必要だと言えます。

最後に、ワードプレスのインストールが終わったら、とりあえずログイン画面かダッシュボードの画面のブックマークをしておくことをオススメします笑

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